★旧石川組製糸西洋館

旧石川組製糸西洋館

全国有数の製糸会社であった石川組製糸の創始者石川幾太郎が、大正11年頃に建てました。2階建の本館と平屋の寄棟造りの別館から構成されます。この建物は、アメリカからのバイヤーを迎えるための迎賓館として使われていました。このため、部屋ごとに天井や床のデザインに工夫がほどこされていたり、飾り扉、照明器具、ステンドグラスなどにこだわりが見られ、すべてがゴージャス。


INFORMATION

  • 国登録有形文化財
  • 入間市河原町 13-13
  • TEL.04-2934-7711(入間市博物館 事業担当)
  • 期日を限って内部見学可


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1遠山記念館2階-のコピー

匠の技がキラリ! おもてなし建築

明治以降に活躍した実業家たちのお屋敷には、訪れる客を迎えるための部屋がつくられていました。

そこは、匠の技とおもてなしの心に圧倒される極上の空間です。

代表的な迎賓用の部屋

 

設計者:室岡惣七(1885-1951)

埼玉県入間郡堀兼村出身。東京帝国大学で洋風建築を学ぶ。 遠山記念館、旧石川組製糸西洋館は室岡惣七の代表作。

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遠山記念館の魅力 遠山記念館学芸員 久保木 彰一

田園地帯の中に濠を巡らせた大邸宅の佇まい、長屋門をくぐって進むと、茅葺き屋根の豪農風の建物が見えてくる。圧倒的な存在感のあるこの表玄関は一度没落
した生家の趣を昭和スタイルに再現したもので、中に入れば書院造りと数寄屋造りの落ち着いた雰囲気の座敷が続いています。昭和11年の竣工以来、増改築をせず
に当初の姿をよく伝えていて、建築技術、材料、意匠のいずれにおいても最高級の完成度を誇っています。
中棟の2階へ上がれば、予期もせずに和洋折衷の洋風応接室と寝室が現れ、アールデコの照明、ティーテーブル・ソファに、オパールガラス填め込み窓と、和の正統な
床の間が違和感なく組み合わされる様子に新鮮な驚きを覚えることでしょう。2階は春秋の特別公開日にご覧いただけます。

★遠山記念館外観

遠山記念館(旧遠山家住宅)

昭和11年、日興證券の創立者・遠山元一が生家の再興と母親のために建てた大邸宅。現在は記念館として公開されています。設計者は室岡惣七で、当時の最高の技術や材料を集めて建てられました。3棟を渡り廊下でつなぎ、どの部屋からも庭が楽しめます。中棟は1階が和室、2階には和洋折衷の洋間もあります。1階の大広間と2階の洋間で接客し、これまで数々の来賓が訪れたそうです。


INFOMATION

  • 国登録有形文化財
  • 川島町白井沼675
  • TEL.049-297-0007
  • 時間/10:00~16:30
  • 休館日/月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
  • 入館料/大人700円、学生500円、中学生以下無料
  • ※中棟2階は特別公開日に限り見学可


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